普通のB級映画だった。
個人的にはつまらなくはなかったよ。
CGは安っぽかったし、ストーリーも意外性は無かったけど、なんじゃこりゃ?な展開では無かったし、予算が少ないであろう割には演出も頑張っていたと思うしね。
ただ、邦題と違って、トレマーズはいっさい関係ないよ。
自分も観る前まではトレマーズシリーズだと思ってたけど、謎の中国語と題名を見て察したね。まあ、こういう映画との出会いもありっちゃあり。
主人公は泥棒だったけど、雰囲気はかっこよかったよ。大陸では泥棒が結構かっこよく描かれるイメージというか勝手な偏見を持ってるけどどうなんだろう。盗賊の頭領って何かアウトローの長って感じでイカしてるとは思うけどね。そういえば清朝末期くらいに金持ちから物を盗んで民衆に分け与えて最後は凌遅刑で死んだ、いわゆる義賊がいたね。誰だったけか。
そんなことはどうでもよく、登場人物は多いけど、バンバン死んでいくよ。ただ、折角なんだからもっといろんな死に方をして欲しくはあったかな。
酷評するほどではないし、暇つぶしには良い作品だと思うよ。二度は観ないと思うけどね。
冒頭で薬品を主人公が隠す場面があったけど、あれは肛門に入れてたのかな。ちょくちょく分かり辛いシーンがあったのが残念だったかも。